6月4日にスクリュー事故によって死亡したとみられるコリンちゃんの遺体が見つかったあと、再び湖に流されてしまっていましたが、6月20日にコリンちゃんの遺体が再び能取湖畔に漂着しました。ずっと交流を続けてきた漁師の石垣さんが、その供養をお寺にお願いしようと下見に行った時に、以前発見した近くで見つけたということです。
翌日の21日に、常呂町の天龍寺ご住職によるご供養が行われました。そして、22日には、コリンちゃんの死を無駄にしたいためにも、ストランディングネットワーク北海道と東京農業大学による解剖調査と採材が3時間にわたって行われました。これによりDNA鑑定ができればロシアのデータと付き合わせてコリンの故郷がわかるかもしれません。そして、今回のことが、これからの環境保全や鯨類と人間の共生のヒントに繋がることを願っています。
ストランディングネットワーク北海道のホームページに関連記事があります
Comments