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「船上観察会」2017のご報告


今年も「西網走コミュニティセンター」にて、会の坂野より「離れイルカ・能取湖のベルーガについて」のお話の後、石垣さんの船が待つ港へ移動しましたが、今回は参加者7名と石垣さんの友人家族を含め、12名が乗船しました。

観察ポイントに着いて、周りを見渡しながら「おいで〜!」と声をかけているうちに、ベルーガがやってきました。石垣さんいわく「コリン」ちゃんと名づけたとのこと。

コ=湖 リン=すず(ベル)・・・「能取湖のすず」で「コリン」ちゃんです。

1年ぶりに会った「コリン」ちゃんは、体長は3メートルを超え、体の幅も大きくなり、色も一段と白くなって、すっかり大人びてきた感じです。相変わらず、興味津々といった表情で船上の我々を確認しています。10人以上の人間が一緒にベルーガを見る機会はそうそう無いので、今日は彼女にとっても年1回の「人間観察会」と言えそうです。そんな、たくさんの人がいても「コリン」ちゃんのお目当ては、やはり石垣さん。石垣さんが船上を移動するたび、そのあとを追うのです。

「コリン」ちゃんの様子を紹介しておきます。

  • 背中のプロペラのキズは、跡は残っていますが、もう心配いりません。

  • 背ビレにいくつかのキズと、呼吸口の傍に一本、あらたにキズがつきましたが、それほど深くはないので、これも心配いりません。

  • 「ペンネラ」と思われる寄生虫が数匹ついていました。これは栄養を吸い取られたり、体にキズを残すので、要注意です。

今年ももうすぐ湖面結氷の時期を迎えますが、今年の冬も元気で過ごしていってほしいと思います。

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