2016年9月22日に『能取湖の自然環境を見守る会』による報告会&船上観察会が行われ、30名程の方々に参加していただきました。
午前は、見守る会の発足メンバーによる「報告会」で、会長の高橋修平先生(北海道立オホーツク流氷科学センター館長)のオホーツク海と流氷のお話のあと、実行委員長の松村寛一郎先生(東京農業大学准教授)のドローンを使った湖とベルーガの調査報告が行われ、引き続き中山由美さん(朝日新聞記者)のベルーガの取材報告と生息域のお話および坂野正人さん(映像作家)による離れイルカの歴史と特徴のお話がありました。
午後からは3便に分けて船上観察会が行われましたが、能取湖は一般船が入ることができない海域のため、今回は地元の漁業者の方のご協力を頂き、船上観察会が実現しました。なお、参加者から頂いたガソリン代は、全てご協力頂いた漁師さんに寄付させていただきました。
この日もベルーガは相変わらず人懐っこく、「まさかここまで近くに来てくれるとは思わなかった」「いつまでも元気でいてほしい」と観察会の感想を頂きました。